イントラストから内容証明郵便が届いたら?危険な状況と対処法
家賃の支払いが遅れてしまい、保証契約を結んでいる「イントラスト」から内容証明郵便という手紙が届いてしまったのですね。
見慣れない手紙に、どうしたら良いのか不安な気持ちでいっぱいかもしれません。
内容証明郵便は、法的な手続きに進む一歩手前の最終通告とも言える、非常に重要な意味を持つ手紙です。
この手紙が届いたという事は、残念ながらかなり危険な状況にあると言わざるを得ません。
内容証明郵便が届くのは、家賃滞納が長期化している証拠です
そもそも、内容証明郵便はどのような時に送られてくるのでしょうか。
これは、何度も督促があったにもかかわらず、支払いの確認が取れず、連絡も取れない状態が続いている場合に送られてくる最終的な手段です。
つまり、イントラスト側も、通常の電話や普通郵便での連絡では解決が難しいと判断したという事になります。
内容証明郵便は、「いつ、どのような内容の文書を、誰から誰あてに差し出されたか」という事を、差出人が作成した謄本によって日本郵便が証明する制度です。法的な証拠能力を持つため、裁判などになった場合に重要な証拠として扱われます。
「これまでも何とかなったから大丈夫だろう」という安易な考えは、今回ばかりは通用しないと考えた方が良いでしょう。
手紙を受け取ったという事実は、郵便局によって記録されています。
「見ていない」「知らない」という言い訳は一切通用しません。
この手紙を無視するという事は、事態をさらに悪化させるだけの行為なのです。
イントラストからの内容証明郵便を無視し続けるとどうなる?
もし、この内容証明郵便を無視し、さらに滞納を続けてしまうと、どのような事態が待っているのでしょうか。
最も大きなリスクは、法的な手続き、つまり裁判へと移行してしまう事です。
イントラストは、あなたの代わりに立て替えた家賃を回収する権利があります。
裁判となれば、ほぼ間違いなく支払い命令が下されることになるでしょう。
強制執行による財産の差し押さえ
裁判で支払い命令が出てもなお無視を続けると、最終的には「強制執行」という手続きが取られます。
これは、あなたの意思に関わらず、強制的に財産を差し押さえるという非常に強力な手続きです。
対象となるのは、給与や預貯金などです。
給与が差し押さえられる場合、勤務先に裁判所から通知が届くため、家賃を滞納している事実が会社に知られてしまいます。
日々の生活に必要な預貯金が、ある日突然引き出せなくなってしまう可能性も十分に考えられます。
ココに注意
信用情報に影響が出る可能性もゼロではありません。将来的にローンを組んだり、クレジットカードを作成したりする際に、審査が通りにくくなるなどの不利益を被る可能性があります。
契約解除や強制退去も?最悪の事態を避けるために
家賃滞納がもたらす最悪の結末は、現在住んでいる物件からの強制退去です。
家賃の滞納は、貸主(大家さん)との賃貸借契約における重大な契約違反にあたります。
イントラストが立て替えた家賃を支払ったとしても、あなたと貸主との間の契約違反の事実が消えるわけではありません。
滞納が長期化し、信頼関係が損なわれたと判断されれば、貸主は賃貸借契約の解除を求める事ができます。
明け渡し請求訴訟からの強制退去
契約解除に応じず、物件に住み続けた場合、今度は貸主から「建物明け渡し請求訴訟」という裁判を起こされる可能性があります。
この裁判でも、敗訴はほぼ免れません。
そして、最終的には裁判所の執行官が訪れ、強制的に家財道具を運び出し、物件から退去させられてしまうのです。
住む場所を失うという事態は、何としてでも避けなければなりません。
イントラストから内容証明郵便が届いた場合の唯一の対処法
では、内容証明郵便が届いてしまった今、具体的に何をすれば良いのでしょうか。
取るべき行動は、決して多くありません。
むしろ、たった一つの、しかし最も重要な行動が求められます。
まずは落ち着いて内容証明郵便の中身を必ず確認する
不安な気持ちは分かりますが、まずは封を開け、中に書かれている内容を正確に把握しましょう。
そこには、滞納している家賃の総額、支払いの期限、そして連絡先などが具体的に記載されているはずです。
相手の要求を正確に知る事が、交渉の第一歩となります。
現実から目を背けず、まずは現状をしっかりと受け止めましょう。
ココがポイント
書面の内容が法的に妥当なものか、もし疑問があれば専門家への相談も考えられますが、まずは当事者間での話し合いが基本です。
すぐにイントラストへ連絡し、支払いについて相談する
内容を確認したら、一刻も早く記載されている連絡先に電話をしてください。
「イントラスト」の公式サイトにも連絡先は記載されています。
電話をかけるのは勇気がいる事かもしれませんが、このまま放置していても事態は好転しません。
誠意をもって、支払いが遅れている事情を説明し、今後の支払い計画について相談しましょう。
「支払う意思はあるが、今は一括での支払いが難しい」という状況を正直に伝える事が大切です。
内容証明郵便を送る段階ではありますが、連絡さえすれば、まだ分割払いや支払期限の延長などの相談に応じてくれる可能性は十分にあります。
厳しい状況ではありますが、真摯に向き合う事で、解決の道はきっと開けます。
あなたの行動が、最悪の事態を避けるための鍵となるのです。